子どもの頃の未来と現実

わたしが小学生だった頃の未来というのがあって、その答え合わせをしてみようと思う。たぶん、1970年代に、2000年はこうなっているみたいな未来図である。少し遅い気もするが、意外といけてる。


1)チューブが町中に敷設され、カプセル型の自動車が全自動で目的地まで連れていってくれる。交通事故はなくなる。

  • チューブは見当たらない。テスラの自動運転はかなりのところまでいっている。

2)新聞はなくなり、テレビの下から新聞がニョキっとでてくる。

  • 新聞はいまだ健在。(虫の息だが・・・)
  • スマートスピーカーに、今日のニュースをとお願いすれば、教えてくれる。
  • 音声認識、音声合成はかなりのレベルになっている。それと翻訳を組み合わせれば、ある程度のコミュニケーションはとれそう。

3)携帯電話でいつでもどこでも、世界中と通話できる。

  • これは実現できている。

4)火星旅行

  • 月旅行は、2~3年後にできそうだが、火星旅行はまだまだ。

5)なんでもやってくれるロボット

  • ルンバは実用化されている。人型ロボットは紆余曲折中。可能性はある。

6)原子力発電所

  • クリーンなエネルギーとして実用化されたが、放射能をまき散らしてしまう。

7)複雑な計算を瞬時にこなすコンピュータ

  • これはソフトウェア次第だけど、実現できたと言ってもいいか。

テレポーテーションとか過去への時間旅行は原理的に無理っぽいが、かなりのことは実現できている気がする。

問題は、今の経営者が数十年先の未来考える想像力があるか、どんな社会にしていくべきか?ということを念頭に経営する必要があるということだろう。