「ChatGPTとの付き合い方」という講演

とある企業の社長連を相手に、ChatGPTとの付き合い方についての講演を行ってきた。

70歳を超えた彼らの活気は目を見張るものがある。一見、彼らを「老害」と切り捨てるのは簡単だろう。しかし、ここまで現役で戦い続けてきた彼らのタフネスにはただただ驚かされる。

彼らは新しい技術に興味津々で、未だに頭の中はフレッシュだ。このようなバイタリティある人たちが多い日本は、まだまだ大丈夫だと感じさせられる。

しかし、本当のポイントはこれだ。ゲームチェンジが起こっている現状を理解するのは人。そして、その変化にどう対応するかを考えるのも人なのだ。

ChatGPTは素晴らしいツールだが、真の判断と方向性を示すのは我々人間の役目である。このバランスを理解することが、未来を切り開く鍵となる。

そう思いながら、ChatGPTのAPIの先に核弾頭ミサイルの発射スイッチを接続するのも人なんだよなあ。
と憂鬱にもなるのである。

ちなみに、ChatGPTに校正させると、「それを考えると、ChatGPTのAPIの先に重大な機器の操作スイッチを接続するのは人間の判断であり、その重責に思いを巡らせることは、時に憂鬱にも感じるのである。」

・・・と禁止ワードを回避してくるのである。